機関誌
「自由思想」bulletin
No.137(2015年04月号)
目次
巻頭随想
創立120周年を迎えて ……山縣 裕一郎
<特別座談会>
「石橋湛山賞」受賞者による時局清談
日本の貧困、ベーシック・インカムの有効性
自己責任を問えなかった「失われた二〇年」
変わる学生気質、講義・指導の仕組みも変わる
消費増税の是非、本格化するピケティの議論
……若田部 昌澄/原田 泰/藤原 帰一/柴生田 晴四
<論文>
町田忠治と石橋湛山 ……川越 良明
石橋湛山と経済倶楽部(上) ……浅野 純次
田川大吉郎と石橋湛山(上) ……遠藤 興一
<資料>
「戦時経済特別調査室」資料(Ⅱ) ……牧野 邦昭・小堀 聡
――名古屋大学所蔵「荒木光太郎文書」より
<論文>
5年後、日本のGDPは中国の5分の1 ……叶 芳和
――アジアインフラ投資銀行AIIBの衝撃――
ピケティ「21世紀の資本」が突きつけた公案 ……宮崎 一幸
<第7回石橋湛山新人賞>
今年度は該当作なし、佳作に加藤恭子さん
<佳作論文・要旨>
二〇世紀初頭における、中国への日本の女子教員派遣と「東洋婦人会」
<追悼・松尾尊兊先生>
① 松尾尊兊さんのこと ……成田 龍一
② 松尾先生を憶う ……山口 正