機関誌「自由思想」

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当財団は石橋湛山の自由主義・民主主義・平和主義(国際協調)の思想を継承し、 公正妥当な言論の育成発展に寄与することを目的としております。 機関誌「自由思想」はそのひとつの方法として、随時発行しております。 「自由思想」は当財団賛助会員の方々をはじめ、全国の主要公共図書館及び学校図書館等に配布、回覧していただいておりますが、 さらに広く購読願いたく考え、ご希望の方に実費を負担していただき、お頒けいたします。
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「自由思想」
第129号まで1冊500円/第130号以降1冊1,000円(各 送料込)

最新号 目次

No.167(2023年2月号)

巻頭随想
湛山没後50年にあたって           石橋 省三

「石橋湛山賞」記念特集
第43回(2022年度)石橋湛山賞

筒井 清輝著
『人権と国家―理念の力と国際政治の現実』
千々和 泰明著
『戦争はいかに終結したか―二度の大戦からベトナム、イラクまで』
にダブル授賞
〈選考委員講評〉
選考経過について               加藤 丈夫
「石橋湛山賞」授賞式にあたって         駒橋 憲一
〈受賞のことば〉
石橋湛山のリベラリズムと国際人権の未来       筒井 清輝
――理念と現実の相克の中に見る希望――
戦争の「出口」について卓見を示した石橋湛山   千々和泰明
〈来賓あいさつ〉
「理念の力」「地道な運動」が           久保 文明
効果を上げることを実証された
知的寛容に向けて               村田 晃嗣
〈出版社あいさつ〉
若い世代の方にお読みいただきたい       吉田  裕
千々和先生への無理難題            田中 正敏

〈座談会〉
石橋湛山研究  上田 美和・牧野 邦昭・望月 詩史
――過去、現在、未来――

〈中外週評〉
我外交技術の欠点               石橋 湛山
――ミュンヘン協定 独逸外交を学べ――
ダンスを解禁した独逸             石橋 湛山
大東亜戦争と広域経済             石橋 湛山
注目されるヒトラー評価と広域経済圏解釈    浅野 純次
――『中外商業新報』コラム解題――

第9回石橋湛山研究学会報告                                    編 集 部

早野透氏を悼む                井芹 浩文
――政治への厳しく優しい眼――

論壇季評[第84回]

・安保大転換、予算倍増、反撃能力も
・国際情勢緊迫で護憲論議は消滅?
・激しい「文化戦争」が続く米国
・収束のカギは若者の投票行動か
・あらゆることがスローダウン
・減速が引き起こす社会の変質
・黒田日銀の10年を振り返る
・非現実的理論と過信で完全な失敗
・物価が上がっても賃金は上昇しない
・黙っていても実質賃金は上昇しない