機関誌「自由思想」

bulletin

No.142(2016年08月号)

目次

巻頭随想
ブレグジットに想う…斉藤惇

<増田弘教授に聞く>
石橋湛山研究を振り返って(上)…増田弘/中島政希

<論文>
石橋湛山の議会制論とジャーナリズム論…早川誠
石橋湛山の昭和恐慌理解…原田泰/和田みき子

<追想録>
EU加盟国としての英国(1973—2016)…渡部亮
「外国人記者クラブ」の70年—日本のメディア空間とはひと味もふた味も違う—…飯沼良祐
言説に流れるリベラリズムの精神—湛山を読む会、発足2年—…北岡和義

論壇季評[第59回]
現政権で憲法改正を明確に(産経)
・約束せぬことやるべからず(多数)
・公明党が政権与党に執着するわけ
・改憲へ妥協?、学会に溜まる不満
・安倍政権のバックに「日本会議」
・「日本精神」と憲法改正へ直進中
・昭和天皇が示した岸への不快感
・安倍首相が信念で引き継ぐ宿願
・シルバー民主主義が支える現政権
・改革不可なら、年金4割カットも
・英・米・欧州で極右勢力が急拡大
・日本もナショナリズム台頭の危険

第37回石橋湛山賞決定のお知らせ
—翁邦雄氏著『経済の大転換と日本銀行』に授賞—

<追悼>
高柳弘さんを偲ぶ…浅野純次

石橋湛山記念財団の活動報告…石橋省三