機関誌「自由思想」

bulletin

No.149(2018年6月号)

目次

巻頭随想
「あおり運転」に思う 石橋 省三

〈対談〉
湛山を支えた沼津 田中 秀征/林 茂樹
——沼津倶楽部・名取栄一・若山牧水——

〈「湛山を支えた沼津」資料〉
総理大臣祝賀会での名取栄一の挨拶
石橋湛山、静岡二区得票数推移
『湛山会会報』
富士地区湛山会懇談会での石橋湛山挨拶

〈「石橋湛山新人賞」選考経過〉
第10回「石橋湛山新人賞」は植村理さん、向山直佑さんの二人に授賞
 選考委員 選評 伊藤 元重/酒井 啓子/藤原 帰一/若田部昌澄

〈授賞論文要旨〉
自分の生き方に自信のない母親 植村 理
 ——規定要因と考察——

〈授賞論文要旨〉
第三国による歴史認識問題への介入の要因と帰結 向山 直佑
 ——第5回石橋湛山研究学会開催報告——

大学入試センター試験と石橋湛山 浅川 保
 ——日本史教科書は湛山をどう取り上げているか——

論壇季評[第66回]
・放送法4条撤廃の不可解な論争
・表に出ない争点・論点が存在?
・永遠の「この道しかなく」「道半ば」
・「ハーフ」でなく「ダブル」の視点で
・貧困と格差の拡大、新・階級社会へ
・貧困層自身、格差や自己責任論容認
・今も変わらぬ「くに」への同調圧力
・戦後70年を隔て同じ選択を迫る
・“平成の高橋是清”黒田総裁へ問う
・大風呂敷・アベノミクスの畳み方

中井義行氏のご逝去を悼んで 増田 弘

石橋湛山記念財団の活動報告 石橋 省三