機関誌
「自由思想」bulletin
No.152(2019年3月号)
目次
巻頭随想
統計不正に見る国家の危機の意味するもの 柴生田 晴四
〈特別座談会〉
石橋湛山新人賞選考委員による時局清談2019年春 伊藤 元重/酒井 啓子/藤原 帰一
統計問題をどうみるか/政府統計はあてにならない国も多い
圧倒的な国内報道量、減っている国際報道
文在寅政権とはどのような政権なのか?
徴用工問題——歴史問題は日本にとって厳しいテーマ
トランプを抱き込むサウジアラビア
シリアの後はどうなる? イラン制裁の影響は?
トランプのエグゼクティブタイム
台湾問題——「一つの中国ってうそだよね」
米中経済関係のゆくえ/トランプのツイートを止める人はいないのか?
ブレグジットの影響
〈論文〉
石橋湛山なら現在の金融政策をどのように考えるか 原田 泰
左派政党はなぜ労働者の味方を止めたのか? 吉松 崇
——ピケティの新たな論文が指摘するその理由とは——
責任者の出処進退 中山 素平
〈再録〉
経済年鑑の発行に就て 石橋 湛山
石橋湛山と統計 浅野 純次
——ジャーナリストとして、経営者として——
〈石橋湛山平和賞・中高校生の部 最優秀賞受賞作〉
私たちに託された未来 幡野 純平
第7回石橋湛山平和賞表彰式を終えて 浅川 保/伊藤 洋
〈第6回石橋湛山研究学会開催報告〉
石橋湛山の活動の多面性に光を当てる 福永 宏
論壇季評[第69回]
・左派政党の衰退と変貌で
・いま野党に求められているもの
・英国のEU離脱、結果はいかに!?
・深い議論なく国民投票した悔恨
・まさかの選択、IWC脱退
・真の目的は調査捕鯨撤退?
・「2島先行」でも多難な領土交渉
・国後・択捉放棄で得る国益とは?
・経済最強の米国で平均寿命が縮小
・源流はナチス・ドイツの時代に