機関誌「自由思想」

bulletin

No.161(2021年7月号)

目次

巻頭随想
湛山先生と開校150周年 望月 兼雄

コロナ危機が問いかけた自由と民主 船橋 洋一

「卒業生への言葉——立正大師の生き方に学ぶ——」 石橋 湛山

経営者と教育者の狭間で
——解題:石橋湛山学長「卒業生への言葉」—— 早川 誠

歴史探訪
戦時下 言論出版人の苦闘
——横浜事件と東洋経済新報社—— 山口 正

石橋湛山は世界恐慌を国際的に捉えていた 原田 泰

〈書評〉
佐藤賢一著『日蓮』
日蓮の教学と信念を描ききった宗祖小説 浅野 純次

保阪正康著『石橋湛山の65日』
首相の格は任期にあらず 米山 忠寛

増田弘・中島政希監修『鳩山一郎とその時代』
友愛理念の現代的意義 植草 一秀

〈連載第7回〉
今だから話そう
——売られた喧嘩 不都合極まる除名—— 石橋 湛山

石橋湛山「今だから話そう」連載第7回:解題
自由党除名事件 増田 弘

石橋湛山記念財団の活動報告

論壇季評[第78回]
・震災復興から「コロナ勝利」に変身
・反対論押し切った東京五輪の行方
・コロナ禍で注目の「現金給付」策
・財源でMTTと連携する危うさ
・ジョブ型雇用は日本経済の救世主?
・日本的経営と労組はどこへ進む
・軍事クーデター発生のミャンマー
・ロヒンギャなど少数民族が焦点に
・郵政の圧力に迎合、NHK経営委
・マスメディアには茨の道が続く