機関誌「自由思想」

bulletin

No.168(2023年5月号)

目次

巻頭随想
オーラルヒストリー 浅野 純次

〈第15回「石橋湛山新人賞」〉
第15回「石橋湛山新人賞」は門屋寿さん、丹後健人さんに授賞、
佳作に山口章浩さん
受賞のことば 門屋 寿
受賞のことば 丹後 健人
選考委員講評
藤原 帰一・伊藤 元重・酒井 啓子
〈第15回石橋湛山新人賞受賞論文・要旨〉
権威主義体制下の選挙とその帰結 門屋 寿
――抗議運動を抑制する選挙結果の実証分析
日本における退職消費パズルの検証 丹後 健人
〈第15回石橋湛山新人賞佳作論文・要旨〉
武力紛争当事者による国際人道法の尊重を確保する第三国の義務
山口 章浩

第43回(2022年度)「石橋湛山賞」受賞記念講演
〈受賞記念講演①〉
戦争はいかに終結したか、いかに終結するか 千々和 泰明
〈受賞記念講演②〉
人権と国家 筒井 清輝
――理念の力と国際政治の現実

野人宰相放談 石橋 湛山
――新内閣の抱負

石橋湛山先生と嶋中三代の縁 嶋中 雄二
――戦前・戦後を貫いた交わり

論壇季評[第85回]

・除名問題で大揺れの共産党
・国民的な安保議論に繋がるか
・放送法4条1項は自律的倫理規定
・政府の番組介入は明確に憲法違反
・ネット右翼・歴史修正主義・陰謀論
・「新しい戦前」にしないために
・少子化は「病」の原因でなく症状
・解熱剤ばかり飲んでも治らない