機関誌「自由思想」

bulletin

No.176 (2025年5月号)

目次

巻頭随想
創刊時の『自由思想』を読む                 石橋 省三

〈『自由思想』創刊50周年記念特集〉
湛山が「あの時代」をいま、私たちに問いかける        船橋 洋一
湛山を語り世界を論じて50年、『自由思想』はまだ続く
「今なぜ湛山か.2025」改めて湛山を学ぶ意味、今に活かすヒントとは

〈『石橋湛山の65日』シンポジウム/2021年3月24日〉
[基調講演]石橋湛山を歴史にきちんと位置づけて語り継ぐ   保阪 正康
[パネルディスカッション]
石橋湛山と保守政治          保阪 正康/石破 茂/船橋 洋一

〈シリーズ 対談「石橋湛山と戦後政治家」第1回(上)〉
鳩山一郎――湛山に頼り助けられ、微妙に生じた軋み 小宮 京/中島 政希

「石橋湛山賞受賞者の集い」受賞者スピーチ(上)
叶 芳和/増田 弘/船橋 洋一/寺島 実郎/田中 直毅/神野 直彦

第45回(2024年度)「石橋湛山賞」受賞記念講演
日銀の金融政策運営とわが国の財政運営の課題        河村小百合

〈「石橋湛山新人賞」〉
第17回「石橋湛山新人賞」は岩木雅宏さん、藤川郷司さんに授賞
選考委員講評    井坂 康志/上田 美和/前田 真一郎/鈴村 裕輔
民に代わり議するために                  藤川 剛司
――中江兆民と代議制民主主義――
ネオリベラリズムの戦間期日本における一起源        岩木 雅宏
――自由通商協会の思想史――

論壇季評[第93回]
・荒れ狂うトランプ“独裁政権”の嵐 予想を遙かに凌ぐトンデモ政策
・強引な公務員削減進める米国 目指すのはCEO専制国家?
・『財務省解体』を叫ぶことでは 生活苦や疎外感は解消されない
・官僚バッシングはなぜ流行る 政治家と官僚との望ましい関係
・アテンション・エコノミー 人々の“関心”は管理できるのか