石橋湛山新人賞

NEWCOMER

第10回

受賞作

向山 直佑氏(東京大学法学政治学研究科)

第三国による歴史認識問題への介入の要因と帰結 ― アルメニア人虐殺へのジェノサイド認定とトルコ ―

(日本国際政治学会編『国際政治』第187号)

受賞作

植村 理氏(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科)

自分の生き方に自信のない母親 ― 規定要因と考察 ―

(慶應義塾大学湘南藤沢学会『KEIO SFC JOURNAL』 Vol.16 No.2)

選考過程

若手研究者の優れた研究論文を顕彰する本賞ですが、今年度は大変優れた論文が多数寄せられ、初めて2作品を授賞することとしました。
最終選考に当たられたのは伊藤元重(学習院大学教授)、酒井啓子(千葉大学法政経学部教授)、藤原帰一(東京大学教授)、若田部昌澄(早稲田大学教授=選考会議当時)、の各氏と石橋省三(当財団代表理事)の5名です。
受賞論文の他に第1次選考委員会を経て最終候補作となったのは、以下の1点です。
小林綾子氏(一橋大学法学研究科)『アフリカの内戦における人道アクセス問題と反乱軍―南スーダンを事例として―』