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新資料公開(国立国会図書館憲政資料室)
2026年2月27日から、国立国会図書館憲政資料室において、石橋湛山の「手帳」や「メモ帳」など57冊が一般公開されました。
これは2025年11月に、石橋家から国会図書館に寄贈したもので、「手帳」は1914(大正3)年から戦時中を除き、ほぼ政界を引退する1964(昭和39)年までの40年分、また「メモ帳」は日米開戦前の1940(昭和15)年から政治家初期の1962(昭和27)年まで、欠損している年もありますが、8年分が揃っています。
石橋湛山の「日記」については、2023年12月に石橋家から憲政資料室に寄贈し、一般公開されています。このうち1945(昭和20)年から1957(昭和32)年初の総理大臣時代までは、みすず書房から『石橋湛山日記』上下巻として2001年に出版されています。
今回、一般公開された「手帳」(スケジュール帳)には、日付ごとに予定(要件、時間、場所)、実際の行動記録や覚書、要録(やるべきこと)などが記されており、これを元に「日記」に詳しく書いたとみられます。
「メモ帳」は、論説記事や講演の構想、取材や思索のメモ、統計数字などがランダムに書き留められ、新聞の切り抜きを貼っているページもあります。戦後になると、会議であがった問題点、政策課題などが走り書きされています。
これらの新資料から、その時々の問題意識や思索のプロセスなどを知る手がかりとなり、石橋湛山研究の深化が期待されます。
このほか、石橋家からは1993年に書簡や書類等の資料を憲政資料室に寄贈しており、2023年には「日記」のほか、アルバムなども寄贈しています。今回の「手帳」「メモ帳」を含めて、これらの資料は、「石橋湛山関係文書(その1)」として整理され、国会図書館のホームページに掲示されています。
憲政資料室と閲覧方法については、以下を参照してください。

寄贈された「手帳」や「メモ帳」